ホーチミンはビットコイナーのパラダイス

我輩はネコである。
かつて、これほどまでに酷い下ネタによる書き出しがあったでしょうか。
皆さんこんにちは、井上です。
長森のオッサンにノーギャラで一文窘めろと脅されました、リバよりのタチであります。

しかし、酷いですね。
1万ドルを割ったかと思えば、光の速さで8000ドル。
このまま3ドル50セントまで逝くんじゃないかと気が気じゃないわけですが、今日はベトナムのキャラオーキ(カラオケ)に見るビットコイントレードの立ち回りについてお伝えしたいと思います。

“Somebody who can speak Japanese?”

ここで手を上げるのは8割、なるほど東南エイジアでは日本語が話せるだけで仕事にありつけるといいますが、それは風俗店でも同じことなのでしょう。
ただ、実際に流暢な日本語が話せるのは、手を上げたうちのおよそ3割。
然るに、ベトナムのキャラオーキー店で実際に日本語を話せるキャストは全体の約25%程度、この点を肝に銘じていただく必要がありますので、ご留意ください。
察しの良い方は既にお気づきかと思いますが、これが所謂”騙し”ですね。
なんとかマックスが何度も騙されて8連敗だか9連敗だかした騙し、これは、mexにもベトナムにも存在する魔物であります。
あたしもよく騙されました、主にホーチミンで騙されました。
※ パタヤは概ね騙しの存在しないパラダイスですが、lady boyという究極の騙しが存在します。

では、どうやったら首尾よくビットコインで大金をせしめ、あまつさえホーチミンガールとよろしくヤれるのか。
われわれ投資家に必要とされるスキルは、この”騙し”を見切るだけの直感力。
大事なことなのでついつい体言止めにしてしまいましたが、騙しにだまされない、つまるところ、思わせぶりな態度を取るキャストに引っかからないだけの観察力および洞察力が求められるわけです。
mexの場合、出来高を見ることで、騙しの可能性を結構な割合で排除することが可能です。
大きく動いてレンジブレイクしたように見えるけど、そんなに出来高なくね…？と不審に思ったことだあるかと思いますが、5分足ばかり見てトレードしているらいおんみたいな人が陥りがちな罠は、正にこれであります。
出来高、すなわち勢いに注目しましょう。
ビュリュビュリュビュリュ！っていうのが、本物のレンジブレイクです。
なお、ホーチミンの場合、騙しの可能性を確かめるのは非常に簡単です。
ママに”この娘、お持ち帰りokay？”と聞くだけ、あなたの日本語がアーとかウーとかでなければ、ほぼ確実に見抜くことが可能であります。
このとき、間違ってもキャストに対して”ブンブン okay？”なんて聞いてはいけません。
まあ聞けば大概オーケーなんですが、それって野暮ですし、非モテ感がすごいじゃないですか…？

あと、東南エイジアのお嬢さんは、平気で嘘つきますしね。
あくまでもママに聞く、これが、騙しの可能性をもっとも効率的に、スマートに排除する方法だと断言いたします。
ここまで読んでいただいた方は、既に騙しなんかに捉われない、極めて目の肥えた投資家に進歩していただけたかと存じますが、罠は持ち帰ったその先にも潜んでおります。
察しの良い方は既にご承知のことと思われますが、Joiner Feeのことですね。
一般的に、東南エイジアのホテルにキャラオーキーないしバービア等からキャストを持ち帰る場合、ゲスト一人に対して○○ドルのゲスト料金を支払うことが求められます。
せいぜい数十ドルですから、必要経費だと思って支払うのが揉め事もなく収まる上での秘訣ではありますが、あなたには必要経費であったとしても、会社にとっても必要経費かというと、それは全く別の話であります。

「ビジネスの道中で勤務時間外に女が欲しくなった…」

これを会社が諌めることは困難を極めるというか、投資は自己責任ですから勝手にしやがれでありますが、領収書にJoiner Feeが計上されていれば、そりゃ会社だって看過できません。
然るに、ここで求められる行動は以下のふたつ。

①Joiner Feeは現金で支払う
②領収書を正規の宿泊費とJoiner Feeにスプリットしてもらう

あとは嫁や彼女にさえバレなければ万事オッケーであります。
ビットコインの場合、特にmexにおいてJoiner Feeに相当するのはfunding rate、つまりは金利ですね。
いや、全くの別物ではあるんですが、一時間近く書いているとちょっと面倒になってきたので、そこは一旦無視してもらってJoiner Fee = 金利ということにしましょう。
裁定やってる人はもちろんですが、単に丁半バクチに精を出している人も、金利水準には常に目を光らせるべきだと、断言いたします。
金利とは、それ即ち需給の積み上げから導かれた真実。みんながショートによればロングが金利を貰いますし、ロングによればvice versaであります。
要は、烏合の衆がどちらの方向を見ているかを瞬時に判断する材料が金利であるわけですね？相場って、大衆が勝てるように出来ているんでしたっけ？？？
“迷ったら最後は金利を見ろ”という格言があるくらい信憑性の高い指標、それがが金利であります。
まあ、あたしはほとんど見てませんけどね。裁定やってないし。てか、丁半バクチの方が面白いし。

さて、ここで”騙し”と”金利”について学んだあなた。
あなたはもう立派なトレーダーですから、mexで稼いでホーチミンに春を買いに行くもよし、パタヤにring-a-bellしに行くもよし、好きにしてください。
ビットコイン市場なんてもんは素人の集まったママゴトですから、ちょっと経験を積めば、ここで勝つなんていうのは池袋の箱ヘルで本番やるより遥かに簡単なことですよ。
くれぐれも、嫁や彼女や会社にはバレないようにしていただきたいを思いますが、あなたに、あなたの思う最高の人生を謳歌していただくためにも、ガチホガチホなんていつまでも壊れたラジオみたいに言ってないで、トレードしてみてください。
あなたの売ったり買ったりが、流動性を生むのです。
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