しょっぱい思い出

片想いの娘に振られた夜にやけになった自分は片っ端から女の子に声をかけてそのうち一人の娘にお持ち帰りされた。

とにかく飲みたかった自分は途中のコンビニで酒を買い込んでその娘の自宅にお邪魔して飲み始めた。

声かけた時から個性的な子だなと思ったのは着てる服がゴスロリだったからだ。

自分はオタクな人間であったのでゴスロリ可愛い面白いと思って話かけて気が合ったのかあれよあれよと宅飲みの方向に。
元々その娘と一緒に飲んでたらしい男友達に恨みを買って絡まれたりもしたが大事にならずその娘と二人で宅飲みに。

当時の自分は黙ってればイケメンだが黙ってたら出会い進展しないので酔った勢いで女の子と仲良くなろう精神のコミュ障だったのでうまく行かず泣かず飛ばずの残念男子だった。

そんな残念男子もやけになればなんとかなるのか飲み屋で出逢った女の子と二人で宅飲みになる。

その娘の家でさぞや美味しい展開あるのだろうと予測されるものの振られ気分でロックンロールな自分は賢者と成り果てひたすら飲んで自分を癒やそうとしていた。

そうしてお邪魔して飲みながら話をしているとその娘はなんと彼氏持ちであることが判明。

振られ気分でロッケンロールな自分は何を血迷ったか紳士であった。

こんなのよくないよ!
男を連れ込んじゃだめだよ!
彼氏さんに悪いよ!

とピュアボーイっぷりを発揮。
元々童貞オタクで純愛エロゲー大好きな自分は謎の紳士っぷりを発揮して童貞喪失チャンスを棒にふる展開。

後々後悔するのだが振られ気分でロッケンロールなセンチメンタルグラフティーは誠実に生きろと呼びかけていた。
単純に片想いの娘に振られた悲劇に酔っていたのである。
酒にも酔っていたが誠実であれと呪いをかけた今も生きている父に恥じない生き方をしたいと思ったが乳ぐらいは揉んで起きたかったのは乳すら揉むに揉まれぬ道程を思えば無理のないことだと思う。

結局その娘の家に一泊するのだが美味しい展開を放棄して酔いが覚めた自分は素面のコミュ障モードで片言日本語を披露してその娘の家を後にする。

まぁ、いいか。これも糧となる。

朝日眩しい空を見上げながら帰り道がわからない自分が道程を見失うのはまだ先の事であった。

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